お久しぶりになりますが、最近の作文の授業のことを書いていきたいと思います。
この春、生徒たちの作文にとても良い影響をあたえるキーワードを発見しました。
それが「葛藤」です。
悩んだり迷ったりする気持ちのことですね。
子どもたちには少し難しい言葉なので、授業では葛藤をいくつかのパターンにわけて考えました。
たとえば「自分 VS 自分」なら、
「○○したい。でも××だからしたくない」
という形です。
「ダイエットしたい。でも動くのが面倒だからしたくない」 のような例を、みんなでたくさん考えました。
その後、葛藤をテーマにした物語を書いてもらったのですが、この授業が作文に良い変化をもたらしました。
その後の作文で、ただ出来事を書くのではなく、迷ったり、困ったり、決めたりする場面が増えたんです。
たとえば、ある子は物語の中で、主人公が悩み、決断するシーンを少し詳しく書くようになりました。
そのおかげで、主人公のキャラクターに奥行きが生まれるようになりました。
また別の子は、修学旅行の作文を書くときに、自分のちょっとした葛藤に焦点を当てました。
そのことで、一つの体験に話を絞って書けるようになりました。
「葛藤」を意識することで、作文の質がだいぶ変わるようです。
これからのレッスンでも、うまく取り入れていきたいと思います。
